資格試験の勉強法についてお尋ねします。資格試験には、過去問、テキストを繰り返し学習すると思いますが、よく重要箇所を暗記するといいますが、 私はテキストすべてを暗記しようとして必ず撃沈します…友人いわく、お前のやってるのは、一字一句丸暗記しようとしてるから駄目。そう言われました。確かに私の暗記はテキストを最初から最後まで、丸暗記しようとしているようです…どのように暗記するのが効果的なんでしょうか?ちなみに私は普通の方よりかなり暗記力はいいほうみたいです。
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資格・検定を趣味にしている資格マニア、資格ゲッターのfukumoto1です。
ブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/fukumoto1
どの資格試験にも、よく出題される箇所とほとんど出題されない箇所があります。
テキストは、たまにしか出題されない箇所も、そこが出題される可能性を考えて記述しています。
また、テキストは内容を理解させるために、説明という形をとっています。
よく出題されている箇所でも、説明するという形をとる限り、最低限覚えておいたことがよいこと以外も書くことになりますよね。
あと、実際の問題では、テキストで別のところで説明していることの違いなどを出題していることがあります。
テキストによってはよく出題される言葉などに色をつけていたり、強調文字にしていることもありますが、その言葉などが実際にどういう形で出題されるかや、その言葉の中での出題頻度の差などまではわかりませんよね。
資格試験によりますが、よく出題される問題とそれに類似した問題だけで、合格点に達することができるものも多いです。
合格点まで達することができなくても、それに近い状態になれるものがほとんどです。
過去問を解くことがよく強調されるのは、実際に過去問を解くことにより、まずは、ほとんどそのまま出題される問題を確実に解くことができるようにすることにあります。
それだけで合格できる資格試験も多いですからね。
次に、よく出題される箇所、出題の仕方、回答の傾向などがわかるようになるからです。
たとえば、数字がよく出題される箇所、似たような箇所がありその違いが出題されやすい箇所、素直な回答が多いか、ひっかけが多いかなどいろいろなことがわかります。
それらのことをわかりたいと意識しなくても、過去問を何度も解くことにより、解けない場合は解説をよく読むことにより、自然とよく出題される箇所、出題の仕方、回答の傾向などが感覚的になんとなくでもわかるようになるでしょう。
最初から過去問を解くのは難しいので、まずはテキストからと考える人は多いと思います。
最初にほんの軽くテキストを読む程度はやってもよいかもしれませんが、できれば最初から、過去問を解くというより、過去問を読む、解説を読むという感覚で、まずは、よくわからなくても過去問を読んでみるのが効果的です。
そして、資格試験によっては、何度も過去問とその解説を読み込むことにより、テキストを使用しないで合格できることもよくあります。
ある程度過去問を読んだ(解いたではなくてもよい)状態でテキストを見ると、あぁこの箇所がよく出題されているなとか、ここは別の箇所との比較でよく出題されていたなとか、ここは説明は詳しいが内容がよくわからなくてもこの言葉や数字だけ知っていたら解けるんだよなとか、ただ単にテキストだけを読むときとは違った世界が見えてくるはずです。
同じ量を暗記できるとしても、過去によく出題されている箇所、出題の傾向などに沿って覚えたほうがより効率的ですよね。
(この記事は「Yahoo知恵袋」より引用させて頂きました)